【読書感想】人生を変えるモーニングメソッド

今回は、「人生を変えるモーニングメソッド」を読んだので、その感想を書きたいと思います!

著:ハル・エルロッド, 翻訳:鹿田昌美
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目次

「人生を変えるモーニングメソッド」を読んだきっかけ

学生時代はひどい生活習慣でしたが(明け方寝て夕方に起きる…なんて日も)、子どもが生まれてからはどちらかというと朝活派でした。

夜の寝かしつけのときにどうしても一緒に寝てしまい、自分の時間も取れず、朝になったら「ああ、また一緒に寝落ちしてしまった…」と自己嫌悪。
あるときから、「もう諦めて一緒に寝て、朝早く起きよう」と吹っ切れたんですが、これがわたしにはあっていたようです。

この5年の間に2人産みました。
夜間の授乳や夜泣きがある時期は朝活も夜活も諦めて、とにかく自分の睡眠重視でやってきました。
この1年で2歳になった次男がようやくまとまって眠ってくれるようになり、わたしの朝活も充実しだしました。

最初は朝起きたらとにかくパソコンに直行して仕事の勉強をする、子どもたちが起きてきたら慌てて閉じて身支度、なんてことの繰り返し。

でも、どうせだったらもっと自分のためになる、いい一日のスタートをきれる朝活がしたい!

そのとき、たまたま「シリコンバレー式超ライフハック」という本を読んでいたんですが、その中で紹介されていた本がこの「人生を変えるモーニングメソッド」でした。

著:デイヴ・アスプリー, 翻訳:栗原 百代
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その他にも朝活系の本を探すといろいろなところで紹介されていたので、ずっと読んでみたくて気になっていました。

「人生を変えるモーニングメソッド」を読んで気づいたこと・学んだこと

まずは、「人生を変えるモーニングメソッド」を読んで気づいたことや学んだことを3つまとめます。

最初の1時間が1日の方向を決める「舵」となる!

自分を成長させるために自己啓発の時間をとるとしたらいつがいいんだろう?
そこでこの本はこのように紹介しています。

最初の1時間が1日の方向を決める「舵」となる。目覚めてから1時間の行動が怠惰で無計画なら、終日ダラダラと集中力に欠けた過ごし方をしてしまいがちだ。

しかし、最初の1時間を最大限に活用しようと力を注いだ日は、勢いが最後まで持続するものだ。

人生を変えるモーニングメソッド P 50

これは結構心当たりがある人も多いのではないかなと思います。

例えば休みの日に朝起きて、「今日はお休みか〜」なんて布団の中でだらだらスマホを見始めてしまったら、もうその日は一瞬で夕方になってしまいますよね。
逆に、なんだか早起きできて朝から散歩してみたりコーヒー淹れてみたりと、精力的に活動できた日は夜まで元気に動けたりします。

これと一緒で、自分を高める自己啓発も朝の1時間に行うとその日1日元気に過ごせる、というのです。

日中や夜でもいいのでは?と思うかもしれませんが、なかなか自分だけの時間を確保するのが難しいものです。

自分がとる行動や選択、思考のひとつひとつが「自分の今後の姿」を形づくる

あなたが思うこと、選ぶこと、行動することが、「あなたの今後の姿」を形づくり、最終的には人生のクオリティを決定することになるからだ。

毎回「正しい道」ではなく「ラクな道」を選んでいれば、それがあなたのアイデンティティや人柄になる。「正しいこと」より「ラクなこと」を選ぶタイプの人間になるのだ。

人生を変えるモーニングメソッド P 75-76

これは以前読んだ「複利で伸びる1つの習慣」という本にも同じようなことが述べられていました。

例えば「早起きする」ということを選んで、毎回早起きしていれば「早起きするタイプの人」というようにアイデンティティが変化します。
けれども、「今日は早起きしなくていいや」「明日からやればいいや」と毎回「ラクな道」を選んでいると、いつしか「ラクなことを選ぶタイプの人間」になってしまいます。

そして「早起きしない」ということは今だけの行動のように思われますが、それがきっかけで「決まりごとに従わなくてもいい」と潜在的にプログラミングしてしまうのです。

著:ジェームズ・クリアー, 翻訳:牛原眞弓
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「睡眠時間が足りないから明日の朝は疲れているだろう」と考えながら寝ると本当にそうなってしまう

睡眠時間について著者が面白い実験をしていました。

  • 睡眠時間を4〜9時間と1時間刻みで変化させる
  • 「この睡眠時間では足りないから翌朝は疲れている」と寝る前の自分に言い聞かせる

するとどの睡眠時間を選んでも(9時間睡眠でも!)朝起きたときの気分は疲れていたというのです。

逆に実験を変えて

  • 「翌朝目覚めたときはエネルギーに満たされている」

と唱えると、どの睡眠時間でも毎回いい気分で目覚めることができたというのです。

寝る前は「ああ、もう寝る時間だ、明日は月曜日で嫌だな〜」「今日はこんなこと失敗したな〜」などなど、結構マイナスなことを考えがちですよね。
でも、眠る前に考えたことって結構翌朝の気持ちに影響を与えるようです。
例え睡眠時間が短くなってしまいそうでも、「朝起きたときはスッキリ、エネルギー満タン!」と念じながら眠って、毎朝前向きな気持ちで起きたいですね!

「人生を変えるモーニングメソッド」を読んで実践したいこと

続いて「人生を変えるモーニングメソッド」を読んで実践したいこと3つです!

普段から前向きな考えの文章を読むこと

著者が紹介するモーニングメソッドには、自分に前向きな言葉をかけるアフォメーションという項目が入っています。
前向きで積極的な言葉を毎日唱えていれば、自分の潜在意識に刷り込まれていく、そして行動も変わっていく、というものです。

わたしは朝活でアフォメーションをやってはいないんですが、普段から前向きな文章を選ぶって大事だなと思いました。

人間は常に頭の中で、無意識的にひとりごとを言っています。
このひとりごとは、どうしても他人と比較したり自分を卑下したりする言葉になってしまいがちです。

この自分の無意識を変えるためにも、普段から前向きな文章を目にする機会を増やしたいなと思いました。

私は最近、たけまりさんのYouTubeチャンネルを見ながら筋トレします。
このたけまりさん、毎回とびきりの笑顔でポジティブな言葉を投げかけてくれるんです。
だからちょっとくらいしんどい筋トレでも一緒に頑張れちゃうし、なんとなく自分イケてるんじゃない?って前向きな気持ちになれます。

毎朝数分でもいいから運動すること

毎朝たとえ数分でもエクササイズをすると、エネルギーが上がり、健康が増進し、自信が出てきて、感情が安定し、思考力と集中力が増す。

人生を変えるモーニングメソッド P141

健康のためには運動するべき、というのはなんとなく誰もが思っていることですよね。
でも、「忙しい」とか「疲れている」といった理由でどうしても後回しにしがちです。
だからこそ、毎朝のルーチンに運動を入れてしまえばいいと著者は述べています。

朝に運動をして血流を良くし、酸素を体に取り込むと、頭が冴えるし1日の終わりまでエネルギーを高めたまま過ごすことができます。

私はこの「運動」をすでに朝活に取り入れています。
というよりも、運動をするために朝活を始めたといっても過言はないかなと思っています。

最初はリングフィットをやりたくて、けれど子どもが起きていると邪魔されてしまい自分の好きなようにできません。
それなら子どもが寝ている時間にやろう!と思い、朝に運動をするようになりました。

3ヶ月ぐらいリングフィットのカスタムモードを続けてきたところでマンネリ化し、今では上でも紹介したたけまりさんの筋トレやフィットネスを20分ぐらい選んでやっています。

朝に運動をすると頭もスッキリするし、なんとなくおなかもへっこんできて自己肯定感も上がります!

この運動はとにかく小さくてもいいから毎日続けていきたいと思っています。

いいなと思った本は何度も再読すること

著者はモーニングメソッドに読書を勧めています。
毎日10分、1日10ページでもいいからコツコツ読み続ければ1年間で18冊ぐらいの本を読むことができるのです。

新しい本を読むのはワクワクするけれど、いいなと思った本は何度も読み込むとよいと述べています。

1度読んだだけでは、その本の内容すべてを吸収することはなかなか難しいです。
何度も読み込みその本の思考やエッセンスに何度も触れることで、潜在意識に植え付けることができます。

本を読むとき付箋を貼ったりどんどん書き込んだりして、再読したときにわかりやすいようにするといいのです。

新しい本をどんどん読みたくなってしまうけれど、いいなと思った本も何度も読み直していきたいと思いました!

著:ハル・エルロッド, 翻訳:鹿田昌美
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